時の流れと時代の変貌に悲しむ夢月！。

　俺はまた、リビングの天井にプラネタリウムを映し、それを見つめながら色々な事を想像し、時に貧しかった子供の頃の昔を思い出し涙する！。本当に何も無く、お金も無かったが、人は皆優しく、時はゆっくりと流れ、家の周りには動物や虫達の命が溢れ、小川があって、そこにはドジョウやゲンゴロウなどの様々な生き物が居て、特に楽しく話す事も無かった４人家族だった俺だが、何か温かく幸せで夢と希望に満ちていた！。あれから４０数年、世の中は大きく変わった！。周りは全てコンクリートで固められ、物が山の様に溢れ、余った食べ物や食べ残しは大量に投げ捨て廃棄され、人は小さくつまらない事でいさかいを繰り返し、見栄で人の妬みと悪口と嫌味などばかりを言い合い、豊かで便利になった反面、人の心はどんどん貧しくなり、常にイライラ、ギスギスしていて何処へ行っても楽しく穏やかに世間話しさえも出来ない時代になってしまった！。俺が何回も言っている通りに、この世の法則上、「金と物の比重が高まり過ぎると愛は消える。」ものなのだ！。こんな世の中は、もっともっと、どん底まで一度落ちた方が良い！。便利と言う事はその反面、危険なリスクも大きくなり、また自分で考えたり動いたりしなくて良い分、心がどんどん不自由で貧しくなるものなのだ！。そして、ちょっとでも自分の思う様に成らないとガマンする事が出来ずに、その便利さが当たり前の事だと人は大きな勘違いをし、文句と不満ばかりを言い簡単に人さえも殺してしまうのだ！。今から４０年ほど前までは、女の人が離婚なんかして実家に出戻って来たなどしたものなら、周り近所からは、まるで犯罪者扱いだった！。また、どんなに旦那が嫌でひどい苦労をしていても、昔の母親は常に、「子供の為に」、「子供の為に」と、ずっとガマンをして、そう簡単には離婚などしなかったものだ！。つい最近テレビで、中国とインドの格差社会の問題を見ていたが、富裕層は毎日贅沢三昧で、しょっちゅうパーティを開いては食べ残しの物を大量に捨てていて、その傍らで貧しい人達は小麦の粉さえも満足に買えずに、育ち盛りの子供達は、「お腹はすいているけれども家は貧乏だから仕方が無いんだ。」と言い、学校にも行けずに家のお手伝いをしたり兄弟の面倒をみたりと、あの家庭には確かに物とお金は無かったが、間違い無く家族愛だけはあった！。また、北朝鮮では、食べ物が無く飢餓状態の人達が５件ではあるが、仲間を殺して人肉を貪っている事実が報道されていた！。昔、俺は良く仕事柄、小学校の先生への用事事があって、お昼休みに小学校に行くといつも給食が大量に残っていて、「夢っちゃん、給食食べて行きなさい。」って良くご馳走になったけれども、俺らの時代のコッペパン給食に比べたら、今の子供達は物凄い贅沢な物を食べているからね！。以前テレビで、下関では地元の味だって言って、給食で、「フグ料理」を出していて、ある学校では、「ギャビア」をだしたりして俺は、「ああ、こんな子供の頃からあんな高級で贅沢な物を食べさしていたら子供がダメになる！。」と思い冷ややかに見ていたよ！。また、本では、俺達が読んでいた小学館の小学一年生などの子供らしい本は全て廃刊になり、逆に、ニコプチだのと言う女子小学生向けファッション雑誌に化粧の本だ！。そして母親達も一生懸命になり月に服代５万円だの１０万円だのと買っては着せて、大人と同じ舞台で読者モデルだのと言いファッションショーだ！。そんな物を取り上げて放送するテレビ局も悪いし、その影響をまともに受ける若いお母さん達の国民も国民だ！。もう嫌になって来るよ！。そしてテレビでコマーシャルが入れば、次々とデジタル化の商品やコンピュータ見たいな変な物ばかり作り出して、最後は人間、手と指だけあれば良いような社会を作り出している！。いったい人類は何を目指して、世の中は何処え向かって進んで行こうとしているのか？。もう今の世の中、本当に考える事さえ嫌になって来る！。でも、こんな自然に逆らった事をやっている世の中なんて、どう考えてもそう長くは持たないよ！。本当は想像力って言うのは人間だけしか持たない本当の英知なのにね！。俺はまた、プラネタリウムを映した天井を見つめながら色々な事を考え想像し、この世の正体を暴くのだ！。（上記写真）は廃業になった木材加工会社です！。昔の会社は皆こんな建物で仲間同士が助け合い和気藹々と小さな愛と夢を持って、家族の為にと、お父さんは毎日一生懸命に働いていたのだ！。俺はこの様な建物を見ると何故か懐かしさと哀愁を感じてしまい、まるで夕日の様な人の優しい温かな温もりさと、ほんの少しの寂しさが胸に込み上げて来るのだ！。じゃあ、また！。夢月。
　「作詞・作曲・編曲・演奏・・夢月・金と物の比重が高まり過ぎると愛は消える！。」
（巡り会い、そして別れ）（下の青いマークをクイック・何回聞いても無料です）