あの頃は何もなくて、それでも皆、楽しくやっていた!。

 今、時刻は朝の6時36分!。俺はまた、いつもの様にリビングの天井に映したプラネタリゥムを眺め、タバコを吹かしギタ-を爪弾きながら、世の中の事や自然環境の事、そして最近、俺も歳を取ったせいか昔の子供の頃の事などを考えたり思い出しているうちに、すっかりそのまま寝込んでしまった!。今から40年ほど前の俺の故郷、北海道旭川は今とは全く違い、見渡す限りほとんどが水田だった!。家は木造と断熱材も入っていないモルタル作りの隙間だらけの部屋で手押しポンプや地下水をポンプでくみ上げて使っていた!。そして夕方から夜には虫達の鳴き声とカエル達の鳴き声の大合唱だった!。俺が子供の頃には自転車なんて高くて買ってもらえなかったから、近所の雑品屋からタダで貰って来たおんぼろ自転車に親父が水色のペンキを塗り、それでも俺は嬉しくて喜んで乗っていたよ!。勿論、ビデオもカラ-写真機も無くて、両親が苦労して働いて節約と辛抱をしてお金を貯め、やっと買ったのが足付きの白黒テレビだった!。それでも親戚や近所の人達は皆優しくて温かく地域で子育てをし監視カメラなんて一つも無かった!。それでも今思い返すと今よりずっと楽しく幸せだった様な気がする?。何たって夢があったからね!。正に俺と同郷の、「安全地帯」の玉置浩二さんが37歳の時に、ミニ・コンサ-トの為に作った、俺も大好きでたまに弾き語りで歌う曲、「メロディ」の歌詞そのものだったね!。俺の法則の通り今、中国までもが、「金と物の比重が高まり過ぎると愛は消える!。」の状態で人間、皆、おかしくなってしまったね?。まっ、世の中なんて最後には成る様にしかならないものさ!。By.夢月。


   (メロディ)   「作詞・作曲・・玉置浩二

1.あんなにも好きだった 君がいた この街に
 今もまだ 大好きな あの、「うた」は聞こえているよ
 いつも 優しくて 少し淋しくて
 君だけを 覚えていて いつだって あふれてくるよ
 メロディ 泣きながら あの、「うた」は幸せを見つめてるよ・・・

2.なつかしい この店の すみっこに 置いてある
 寄せ書きの はじのほう 君と書いた ピ-スマ-ク
 みんな 集まって 泣いて 歌ってたね
 あの頃は 何もなくて それだって 楽しくやったよ
 メロディ いつのまに 大切な物 失くした・・・

*僕たちは 風のように いつだって 星が降るように
 メロディ いつまでも 遠い空 流されても
 君だけを 覚えている いつだって あふれているよ
 メロディ 泣かないで あの、「うた」は心から聞こえているよ・・・

(上記写真)は、俺と玉置浩二さんとの故郷、北海道は旭川市の田園風景だ!。そして、この写真の風景は本当に、「安全地帯」が皆、若くて余り売れていない頃に、旭川市永山と言う場所で、彼らが古い赤レンガ作りの空き家を借りて寝泊りしながらバンドの合宿練習をしていた場所から見える田園風景で、この田園風景こそが正に玉置浩二さんが作った曲、「田園」のモデル風景と言えるのだ!。じゃあ、また!。夢月。 

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