夢月が生きた幼少の頃の季節!。

 今、時刻は午前3時27分!。俺はまたリビングの天井に映したプラネタリウムを見ているうちにすっかり眠ってしまったよ!。ところで近年、俺が世の中を見ていて一番心配と凄く危惧している事とは、この我々の母なる大地である地球環境の事なのだ!。俺達人間の強欲である文明(悪行)の異常な発展に伴って破壊されて行く海・川・湖・沼・池などの水質汚染と、また日々失われて行く過剰な森林伐採など、その結果、どんどんと自然災害を巨大化させて行く深刻な地球温暖化問題だ!。また、それらに伴って生息域を奪われ次々と絶滅をして行く事葉を発する事の出来ない弱い立場の多種多様な動植物達!。これら我々現代の人類の犯している行動とは人間社会に例えると、母なる大地に対しての最大な親不孝な行為なのである!。俺は昭和38年9月28日に、この世に生を受け夢を見続けて来た!。そして俺の記憶が始まったのは3〜4歳の頃からだ!。だから昭和42年頃からの事だ?。その頃の旭川は冬にはマイナス30℃以下にもなるのに隙間だらけのひび割れたモルタ-ルで出来た本当にボロで小さな平屋で俺は育った!。その頃の周りの風景とは、何処も水田と草原だらけで、夕方からはカエルの大合唱で、道路は全て砂利と砂と土だけで、今の様なコンクリ-トやアスファルトなどの道はほとんど無かった!。交通機関と言えば、オンボロバスと蒸気機関車だけで、後は古い雑品の自転車と石炭と残飯などを運ぶ馬がいた!。そしてその頃俺は「板垣退助」の肖像画の入った100円札で年に1〜2回プラモデルを買った!。食事は毎日、ご飯と煮干入りの味噌汁に魚の切り身やホウレン草の一品と漬物だけで、お寿司やケ-キなどを食べられるのは、お正月と誕生日とクリスマスの1年に3回位だった?。今みたいにお菓子やジュ-スなどはほとんど無く、おやつは片栗粉に砂糖を入れお湯で溶かした物で、冷たい物と言えば地下水の水と、冬には外の雪にシロップを少しだけ掛けての天然カキ氷だった!。また外食などは年に3回位で、それも小さなス-パ-の中にある、一杯100円の掛けソバか掛けうどんでラ-メンは少し高い方だったからね?。でも俺はまだ良いほうで、その少し前の時代の人は、卵・牛乳・バナナは超高級品で食べられなかったんだからね?。肉も鶏肉以外は超高級品だった!。真冬の夜なんかは寒さで、息をする口のあたりの布団は少し凍っていたよ!。それでも当時は、「子供は風の子」と言われ、俺は朝から晩まで外で遊んでいたよ!。当時はまだ石油などは無くて家の暖房は薪か石炭スト-ブで、その上に網を敷いて干し芋や餅を焼いて食べていた!。勿論その頃は何処の家にもお風呂などは無く皆、銭湯で昭和48年頃の入浴料金は、大人が55円で子供は10円だった!。トイレは何処も汲み取り式の和式で、お尻を拭く紙は、「茶チリ」でその前の人達は皆、新聞紙を切ったものだった!。そして家に黒い電話が付いたのは俺が小学4年の10歳の時でカラ-テレビも大体その頃だったよ!。そして、我が家に大望のマイカ-の車が来たのは俺が中学生の頃だ!。また俺の家は中学校に入学をしたら腕時計と5段変則の自転車を買ってくれる決まりで、その頃の腕時計は1〜2万円の物で自転車は当時今の5〜6倍も高くて49.800〜59.800円位だったよ!。子供の頃のオモチャと言えば、パッチ(めんこ)・ビ-玉・コマにヤッコ凧などで、それが宝物だったのだ!。そして俺はいつも外で虫取りや紙飛行機などで遊び公園では自然に仲間が集まりハンドべ-スなどをやって遊び、冬には木材置き場の木に登り深い雪に向って空中回転やバク転などをやったり、屋根に出来てぶら下がったツララを取り、それを舐めたりしていたね?。すぐ近くの川や池に行けば、ドジョウにウグイにトゲ魚にフナなどの魚、また、ゲンゴロウにザリガニに水カマキリにトンボのヤゴなど様々な生き物が居て簡単に捕れたよ!。その中でも、やっぱり、クワガタとセミと、大型のトンボのヤンマが大好きだったね!。それでも俺は親父やお袋の時代よりはかなり進んで良くなっていて、俺の親父が子供の頃は何も無くて、家の前の川で泳いだり夜はランプの光で勉強をしていたし、親父もお袋も2人とも戦前戦後の食べ物はと言えば芋とカボチャばかりの毎日だったんだからね!。お袋が子供の頃はトンボが空を真っ黒に埋め尽くし、クワガタなんて木に行列をなして止っていたが、そんなものは特に何も珍しくもないから誰も捕る人も余りいなかったとの事だ?。また95歳で亡くなった俺の爺さんは釣りきちがいで、旭川は内陸なのに水が綺麗だったからすぐ近くの石狩川に海から沢山の鮭が産卵で上って来ていて、それを沢山引っ掛け釣りで捕まえて鮭の腹を裂いてイクラを取り出して食べていたそうだ?。また、その辺の何処の川にもヤマメやイワナなどがいたと言っていたよ!。まっ、とにかく自然には余り逆らっちゃいけないんだよこの世とは!。雄大大自然の中には遊ぶ物も、様々な木の実などの食べ物のおやつなど何でもあるのだ!。だから俺は昭和50年代頃に戻りたいのである!。今に神様(宇宙と自然)からの人類に対する壮大な復讐の大しっぺ返しが必ず来ると思うよ?。じゃあ、また!。By.夢月。
(上記写真)*今の若者は贅沢で寮が嫌だのワンル-ムマンションだのと言うけれども昔はみな安くて食事付きの下宿が主で東京では3畳一間の流しトイレ共用が当たり前で仲間と安い酒を飲みながら皆で夢を語りワイワイと楽しくやっていたものなのだ!。
「作詞・作曲・編曲・演奏・歌・・夢月・この世に自然と命ほど尊い物はないのだ!。」
 (せめて雨が上がるまで)(下の青いマ-クをクイック・何回聞いても無料です)
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