この世とは次の世代へと繋ぐまるでバトンリレ-の様なものなのである!。

 「思い出す病室で 痩せていく父の姿を、痛みから解かれて 去って行った 独りきり。車の窓に映ってる 俺の顔 彼に似てる。Fath's son 何処へ向っているの?、何を手にしたいの?、今夜 On the Road 空しく拳を突き上げ 叫ぶ歌は 答えの無い 心の奥の暗闇。Fath's son 答えを探さないで、何も意味など無い。You're only Fath's son Carry on 覗かないで 勝利も 敗北もなく 横たわってる 心の奥の 暗闇。」・・・(浜田省吾・DARKNESS IN THE HEARTより)・・・この曲も俺の好きな歌の一つで、今の俺の心境と重複しコラボするのだ!。昨日は親父の命の終末最終場所である、もう治療と延命処置は一切しないで肉体的・精神的な苦痛と痛みだけを取り除き穏やかで安らかな死を向かえる為の緩和ケア病練へと入れて、お袋と二人、色々と複雑な思いで帰宅の途に着いた!。そして担当主治医からこの病練の詳しい趣旨と、目的の説明を受け、親父の容態が急変をして、「最後の場面に立ち会えない事もあります。」との説明を受けた!。俺の正直な心の心境としては、「遂にとうとう来るべき時が来たか?。」という悲しく淋しく実に重苦しい気分だ?。話は少し変わるが我が国、日本は戦後の前までは、ほとんどの家庭が農業などの一次産業に従事し祖父母に両親と子供達の三世代の大家族で暮らし愛情や人情に溢れ皆で助け合いとても人間が優しく温かかったのである!。そして孫などの幼い子供達は皆、祖父母の死に直面し、またそれを見て命の大切さや命の尊さを体験し本当の人間の、「死」というものを学んで来た訳なのだ!。しかし戦後(昭和20年)の急速で奇跡的な高度成長の中で皆、お金と物欲に塗れ皆、「豊かに成りたい、豊かに成りたい!。」と願い、それと共に家族は3〜4人位と核家族化をし、そして今では他人に全く無関心で良心を無くし、その家族さえも壊れた、「己」の時代と成り子供達はテレビゲ-ムにパソコン、携帯電話に3D映像などと現実とは掛け離れたバ-チャル・リアリティ(仮想空間)の中で遊び過ごし人間の脳の記憶などを司る海馬などに異常を来たし現実とバ-チャルな世界との区別がつかなくなって来ているとの研究結果さえもあるのだ!。今の時間は草木も眠る丑三つ時だが既に繁殖期を終え、今にも命尽きそうな虫達が弱々しく最後の力を振り絞り鳴く声が家の外から俺の耳へと心地良く聞こえている!。我々、人間の一生も46億年とも言われる地球の歴史から比べると、ほんの一瞬の瞬きほどの出来事だが、たった一夏しか生きる事の出来ない昆虫や小動物に比べれば結構長生きをしているものだよね?。さあ、これから俺は眠って今日も親父との貴重で僅かな限られた時間を過ごして来るよ!。じゃあ、また!。By.夢月。
(上記写真)は昨日、俺の親父が移り住んだ緩和ケア病練の中にあるステンド・ガラスです!。俺がここに初めて入って見た感想は何か西洋のカトリックと東洋の仏教を上手く調和・融合をさせた、とても落ち着く穏やかで優しい雰囲気でした!。しかし、親父と、お袋の二人は何だか嫌だと言っていました!。By.夢月。
「作詞・作曲・編曲・演奏・歌・・夢月・・誰もが生と死の谷間を綱渡りで歩いている!。」
 (天国へ昇る君)(下の青いマ-クをクイック・何回聞いても無料です)
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