夢月は、「あしたのジョ-」の様に真っ白に燃え尽きたのか?。

 俺が子供の頃の時代に見ていたテレビ番組といえば、「スポ根アニメ」に、「ウルトラマン」などの愛と正義と友情などの盛り込まれた子供番組だった!。そしていわゆる人間社会での成功の源とは夢と貧しさのハングリ-精神だ!。俺が今でも常に忘れず好きなアニメの中に、「あしたのジョ-」がある!。つい先日、その作者である昭和14年東京生まれの漫画家の、「ちば・てつや氏」の、「あしたのジョ-」の作品に懸けた思いが書いてあったので皆にも紹介しよう!。・・・この作品を描き始めたとき、私の中ではまだ戦争を引きづっていました!。戦災孤児や傷病軍人が身近にいて記憶も生々しかった!。そして忘れられないのが子供の頃に上野駅の通路で見た光景です!。私と同い年くらいの少年達がタバコを吸ったり靴を磨いたりしながらそこで生きていた!。ジョ-の姿はそういう少年達とだふりました!。(力石はジョ-との対決のために過酷な減量と壮絶な戦いで命を落とす)最初は力石を死なせるつもりはなかったのです!でも描き進めていくうちに、「これはもう生きていられない!。」と思い始めました?。相手と命懸けで戦う場面は本当にそうした気持ちにならないと描けない!。そして作品に入り込むと本当に痛みを感じるんです!。力石の死後、ジョ-がそのショックからリング場で吐くシ-ンを描いたときもつらかった!。漫画家になって12、13年の頃で疲れもたまっていたのでしょう!。内臓をやられ3ヵ月休みました!。体力と精神がついていかなかったんですね、あの二人の人生に!。そして結末には悩みました?。そんな時に担当編集者が熱心に作品を読み返してヒントをくれたのが、ジョ-に恋心を抱いていた紀子との会話です!。ジョ-がボクシングへの思いを語って紀子に自分の気持ちをさらけ出す場面は、私自身の青春時代の終わりを重ねて描いたので記憶に残っています!。それを読み返して、あの(ラストシ-ンの)絵がぱっと浮かびました?。描いた時点で私はジョ-の生死は考えていなかった?。ただ、自分の命というか、生命力というか、そんなものを全部出し尽くして燃え尽きたという満足感のある絵を描きたいと思った?。連載を終えたときには、「このラストしかない」という充実感と満足感がありました!。何かをなす、出し尽くす、といった経験は、皆きっといつかどこかであるはず?。一つのことに命を懸けるという価値をジョ-の人生から感じてもらえれば嬉しいです!。・・・今は大学で学生達に接していますが、彼らの日常を見ていると、ちよっともったいないと感じています?。もう少し何かを命懸けで自分の可能性を試して欲しい?。今、ネット社会、電子書籍の時代になり、また何か新しい表現が出て来るのではないでしょうか?。だからまだ漫画は黎明期!。若い人が漫画で自分の何かを表現する切っ掛けになるようなものを教えたいと思うし、私自身も漫画家として燃え尽きるために何が出来るかを探しているところです!。・・・以上!。
*俺に言わせれば今まで日本国中が平和ボケで、どいつもこいつもロ-ンを使い見栄を張り自分の身の丈以上の生活をしたり贅沢に贅沢を重ねて、「金が無い、金が無い」と騒いでいるが、それは誰のせいでもなく全て自業自得なのである!。じゃあ、また!。By.夢月。
「作詞・作曲・編曲・演奏・歌・・夢月・若者よ、何か命懸けで出来るものを探し出せ!。」
 (人生の河)(下の青いマ-クをクイック・何回聞いても無料です)
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