ペイオフの落とし穴!。

 皆はもう、ペイオフで、一銀行、一人名義、1.000万円とその利息が守られる事は知っているよね?。ただ何でも徹底的に調べないと気が済まない俺は全ての疑問を解いてみた!。まず、皆には、こう考えてもらいたい!。各銀行に預金すると言う事は、文字通り、お金を預けると言う意味なのだ!。従って、その預けたお金は、その銀行に、「私のお金を預けますから、どうぞ好きな様に運用したり投資しても良いですよ!。」って事だ!。つまりは株などと同じく、預金=日本銀行券=その銀行の債権者になっていると考えて貰いたい!。そして、その銀行は、個人のお客様から預かった預金の全総額を、自社の利益とお客様に支払う利息、そして行員の給与などのために運用し、企業や地方自治体、また個人の住宅ローンなどに貸し付けている訳だ!。つまり、貸し付けているお金とは、銀行のお金では無く、我々個人、預金者のお金なのだ!。しかも、今の銀行の貸付先は、焦げ付きだらけだから、もし仮に預金者が一斉に預金を降ろしに行った場合(取り付け騒ぎ)、もちろん、そのお金の総額は、まず無い!。次に、ペイオフだが、正確には銀行が破綻して、すぐに払い戻せる金額は、とりあえず、仮払金60万円だけだ!。残りの預金全額を払い戻せるのは、金融庁などでの、預金額や債務額などの、財務内容の調査が全て終わり、その引継ぎ銀行が決まるまで降ろせないのだ!。だから全調査に時間が掛かった場合、1.000万円以下でも、仮払金60万円以上の預金部分は、3ヵ月後なのか、6ヶ月後なのか、はたまた1年後になるのか分からないと言うのが正しい答えなのだ!。ただ1997〜1998年頃は特例で払い戻し、ペイオフ対象外の抵当証券なども9割前後で保障をした!。そして去年の9月に破綻した、日本振興銀行は、戦後初のペイオフ発動となったのだが、この銀行は定期預金のみ取り扱いの特殊な銀行だったため、財務検査と名寄せ作業が早く出来た事で、わりとスムースに全額払い戻しが出来たのだ!。しかし、これからは全く分からない?。また、銀行の金融商品によって、これから書く、預金保険が掛かっている商品と、掛かっていない商品がある事も用注意だ!。そして、各銀行が窓口に置いてあるディスクロージャ誌(情報開示)などは、全く信用出来ない!。それよりは、各銀行の毎日の株価の方が安全度の確かな指標になる!。そして、不安は、ペイオフの仕組みにあるのだ!。破綻した銀行のペイオフ資金は、預金保険機構から用意される!。これは日本の全銀行が、各銀行の預金総額などで決められて支払われた保険料で出来ている!。つまり、ペイオフ発動で使われる資金は無限ではないと言う事だ!。日本の金融危機だった1997年頃は、銀行の相次ぐ破綻で、預金保険機構の資金が枯渇し、更には、マイナス4.000億円にもなった事があった!。そこで疑問を感じ、俺は、東京の都市銀行日本銀行、更に金融庁に直接、「もしも、今、銀行の破綻が相次ぎ、預金保険機構の資金が底を付いた時に、ペイオフはどうなるのか?。」を聞いたところ、答えは、皆、「前例が無いので分かりません?。」これが答えだ!。政府はまだ何も考えていないのだ!。つまり、預金保険機構に資金があるうちはペイオフを発動し、1.000万円と利息は保護出来るが、預金保険機構の資金が底を付いた時には、どうするのかは何も決まっていないのが現状だ!。だから、資産のある人は、銀行にお金を預けずに、地価金庫まで作り、意味が無いほどの鍵と監視カメラを取り付け、万全のセキュリティーを強いて、タンス預金をしている訳だ!。しかし最近、政府はとんでもない税を掛けようとしている!。それが、貯蓄税だ!。明日は、「大増税時代・税金はわざと複雑にしている!。」を書きます!。じゃあ、また!。By.夢月。

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