誇り高き銀行マン・・・「北洋銀行・武井正直・元頭取」

 かつてこの国には骨太な男がいた!。投信は売らない、叙勲も拒否する!。カネ儲けは確かに重要だ!。しかし、その前に譲れない信念がある!。経営者として、銀行マンとして、愚直に自分の信念を貫いた男が逝った!。
北洋銀行・武井正直元頭取X評論家・佐高信
 私はこれまで数えきれないほどの企業人を取材しましたが、その中でも3本の指に入る経営者が武井正直さんでした!。札幌市に本店のある北洋銀行の元頭取で1997年に北海道拓殖銀行が破綻したとき、その受け入れを決断した人です!。銀行による投資信託(投信)の販売が金融ビックバン後の1998年に解禁されたとき、武井さんは北洋銀行ではいっさい投信を扱わないことをきめています!。そして武井さんは、「元本割れをする可能性があるような商品を銀行が売ってはならない!。」という自説を貫いたのです!。武井さんは投信を扱わないだけではありません!。北海道3位行だった北洋銀行が、都銀で格上の拓銀を受け入れたのも、他の銀行のようにバブルに浮かれることなく、武井さんが堅実な経営に終始したためです!。武井さんは私が銀行批判、企業批判をする際の拠り所になるような存在でした!。武井さんは他の銀行がやっているからという理由で真似をするようなことは絶対にしない!。例えばバブルのころというのは銀行は土地を担保に融資するだけで黙っていてもボロ儲けできる時代でした!。だから、今から考えれば危なくて仕方がないようなところにもどんどん融資しました!。だけど武井さんは頑として融資の基準を緩めなかった!。その理由はいたってシンプルで、「こんなバカな時代が長く続くはずがない?。」と!。他行が不動産融資で大儲けしているのですから北洋銀行の行員からは、「うちも貸すべきだ!。」という突き上げがあったそうです!。当時の大蔵省銀行局からも融資をもっと増やすように言われる!。現に、北洋銀行は他行に比べて儲けが少なく、「武井は臆病だ!。」という評価も受けた!。それでもまったくブレない!。どれだけ突き上げられても、自分なりの物差しをしっかり持った銀行マンでした!。ずっと後で、ご本人に当時の気持ちを聞いたら、「自分は他人と同じ事をするのが嫌いだから!。」と笑っていました!。でも多くの人がいつまでもバブルが続くかのように踊っている最中に批判を浴びながらも目先の利益に走らないというのは、並大抵の決断ではありません!。拓銀破綻の引き金となったのはリゾ-ト開発などを手掛けていた札幌の企業グル-プ、「ソフィア」への巨額融資の焦げ付きでしたが、そもそも、「ソフィア」への融資をしていたのは北洋銀行でした!。しかしバブル期に、「ソフィア」があまりにも事業を急拡大しようとしたため、武井さんが自ら融資にストップを掛けた!。すると、「ソフィア」は拓銀に駆け込み湯水のごとく融資を受けた!。「そんなにうまくいくはずがない?。」と融資をストップした武井さんの判断は正しかったわけです!。・・・これらの文章は某経済誌からの抜粋記事です!。
◎私は昭和63年頃から日本バブルの始まりからその終焉までを現実に実体験し一般誌・日本経済新聞は勿論の事この様な経済誌ばかり読み漁って来ました!。そして私の金融理念とはお客様を絶対確実に儲けさせる事であり金融も音楽も言わば職人気質なのであります!。そして武井さんと私が全く同じところは、「皆と同じ事が嫌い」な事といつも私が書いている様に常に大衆とは反対の天邪鬼である事です!。そして企業も個人も借金に依存せずにコツコツと貯蓄をし堅実な生き方をして来た方だけが今後も生き残る事が出来るのです!。また私に何か言いたい事のある方はいつでも御遠慮なくお気軽に、「夢月ホットライン」にお電話して下さい!。心より是非お待ちしております。それでは、また!。By.夢月。
(お知らせ)*今、日本の金融界を取り巻く環境は非常に厳しく大変な事は私も痛いほど痛切に存じております!。そして投資信託が全て悪いとは言いませんので皆様、元本割れとペイオフ対象外商品という事を十分御理解の上で御購入をして下さい!。これは誰が一番悪いのかと言えば日本の金融業という訳では無くほとんど全てアメリカは、ニュ-ヨ-ク・ウォ-ル・ストリ-トを拠点とする金融工学を駆使した「デリバティブ商品」を主体に扱う通称「ハゲ鷹ファンド」所謂、「ヘッジ・ファンド」達が一番悪いのであります!。By.夢月。
(アクセス・ディスクロ-ジャ-)*昨日の閲覧者数は289人の1,112ペ-ジで先月1ヵ月間の総アクセス数は12,926件でした!。
「作詞・作曲・編曲・演奏・歌・・夢月・・成功の秘訣とは常に天邪鬼であり続ける事!。」
 (女神)(下の青いマ-クをクイック・何回聞いても無料です)
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